【頑張る皆様に】”独学できること”が最強である理由を考える【国家資格】

皆さんこんにちは!NORIです!

今回の記事では「独学」について語ってみたいと思います。

この記事をご覧になっている方には、”会社員”・”学生”等々、また老若男女様々な属性をもった方がおられるかと思いますが、この記事を読まれている方はきっと、

独学ってどうやればいいんだろう?」

こんな悩みを持たれている方も少なくはないかと思います。そんな方に向けて、気が狂ったかのように独学に励む管理人NORIの独学述、そして独学に対する考え方について書いていきたいと思っています。「若造がなんか言ってるわw」程度にご覧ください。

 

独学のメリット・デメリットとは

独学のメリット

独学”が出来ることの最大のメリットは、3点あります。

1点目

1点目は、

何者にでもなれる!
ことだと私は思います。この”何者”というのは、医師等の学校に通わないとなれないものは除きます。これは学校に通って免許を取得する必要があるので独学では難しいでしょう。
しかし、日本には数多くの”国家資格”というものが設けられています。
私が”完全独学”で取得した国家資格は以下の3つあります。
  1. 第三種電気主任技術者試験
  2. 第一種電気工事士(試験合格:免状なし)
  3. 第二種電気工事士
私は電気系の職種についているわけではありませんが、仕事の理解に役立ちそうな国家資格を取っています。私はいつでも(※採用面接を通る必要がありますが)電気系へジョブチェンジできるのです。
2点目
2点目は、
知識の幅を広くできる!
ことにあります。国家資格・資格試験に限らず幅広い知識を手に入れた結果、思いもよらないところでその知識・考え方が役に立つ。ということが結構あります。私も何度か経験したことがあります。
特に”数学的な思考”はこの経験を多くもたらしてくれると思います。
3点目
3点目は、
周囲の人と差が付けられる!
ことです。これは特に学習が長期間に渡れば渡るほど差が明確になっていきます。
ここで有名な「1.01の法則」と「0.99の法則」呼ばれるものをご覧ください。
この画像を見て数値に対してケチをつけてもしょうがないので、ここから読み取れることを考えてみると、次のようになるかと思います。
ほんの少しの成長でも、長期に渡れば大きな差になる
私の考えを言うと、0.99というのは”何もしない人”のことを言うと考えています。
現状維持(1.00)は何もしないことではありません。

独学のデメリット

独学のデメリットはなかなか考え付かなかったのですが、1点だけ思い浮かびました。

それは、

方向を間違えやすい
ことです。これから書いていきますが、”独学”は読んで字のごとく”孤独”なことが多いです。
自分の進んでいる方向
本当に必要で、やるべきことは正しいのか
気づいたら思っていた方向とは違う方向に進んでいた。とならないように、常に客観的な視点を持って自分を見つめる必要があります。

独学者がぶつかる4つの壁とは

独学者がぶつかる壁には次の4つの壁が存在すると考えます。

  1. 理解の壁
  2. お金の壁
  3. 時間の壁
  4. 孤独の壁

理解の壁

独学する上で必ずぶつかるものがあります。それは、

「分からない」

ということです。これは場合によっては壁を壊そうとする独学者の手足を粉砕し、モチベーションを奪い、再起不能にします。どのようにしてこの壁を壊せば良いのでしょうか。

お金の壁

独学は学校に行くよりもお金は安く済みますが、それでも参考書・専門書を買おうと思えば安くはない金額を払う必要があります。お金にシビアであればあるほど、そして家庭を持たれている方程、お金の壁は大きく立ちはだかるでしょう。

時間の壁

この壁は特に社会人の方に対して大きく立ちはだかります。

「残業で時間がない」

「仕事終わりに子育て。忙しくて勉強する時間がない!」

更には疲れた体に鞭を打って勉強するのは大変かと思います。この大きな時間の壁を破壊するにはどうしたら良いのでしょうか。

孤独の壁

この壁は”社会人の方”、そしてコロナ禍では、”学生”にも大きく立ちはだかります。

コロナ禍でなければ大勢の仲間と一緒に勉強したりできますが、この状況下、そうはいきませんよね。社会人も帰宅後に一人で勉強することがほとんどです。

一人であることに慣れている方にはどうってことないかと思いますが、そうでない方にはとてつもなく高い壁となります。

4つの壁を破壊する考え方・アイテムとは

ではこの4つの壁を破壊する考え方・アイテムを紹介していきます。

理解の壁は「自己分析」で破壊せよ!

参考書を読んでもわからない。解説を読んでもわからない。これらに陥る原因は、「自己分析」不足からくる”能力の過信”であることが多いように思います。

簡単な例を挙げてみます。

「言葉の定義はわからないけど、参考書をただただ読んでいる。」

「中学数学もあいまいだけど、電験の計算問題に取り掛かっている。」

当てはまる方おられませんか?

これらは「自分のレベルが分かっていない」ことによる誤った学習法です。

今の自分には何が足りていないのか。抜けている前提知識は何なのか。これらを認識し基盤をつくることから独学が始まります。何が足りないのかは、やってみないと分かりません。中学数学が不安であると感じたら、中学数学のドリルを買ってやればいいのです。難なくできるのであれば原因は他に、できなければ要因特定です。ラッキーと受け止めましょう。成長のチャンスです。

基礎がないのに家は立ちません。幹の無いところに枝は生えません。自分の能力をしっかり受け止め、見合った学習を行いましょう。

中学数学からの学習でも何も恥ずかしい事はないのです。身の丈に合わない学習をする方が、非効率であり、そのエネルギーと時間が無駄に消費されてしまうのです。

お金の壁は「長期的な視点」で破壊せよ!

独学”は、学校に通うよりかは安く済みますが、参考書・専門書も安くはありません。それなりにお金はかかってしまいます。

お金にシビアな方

お小遣いを奥様に握られている方…..

そんな方は「長期的な視点」を武器にその壁を破壊しましょう。

長期的な視点というのは、

学習した、もしくは国家資格を取得した先に得られる利益を見据える

ことを言います。ここで例を兼ねて問題を出してみます。

NORI君はとある資格試験を受験したいと考えています。その資格試験の受験料が2万円。必要そうな参考書・問題集をそろえるのに5万円かかります。しかし、NORI君の属する会社は資格手当制度を設けており、その資格は1000円/月の手当てが支給されます。20年働いたとき、利益はいくらになりますか?

①NORI君が資格取得するまでにかかる費用$X$・・・$$\begin{align}X&=2+5\\&=7[万円]\end{align}$$

②20年で支給される資格手当の総額$Y$・・・$$\begin{align}Y&=1000×12×20\\&=240000[円]\\&=24[万円]\end{align}$$③NORI君の得られる利益$Z$
$$Z=24-7=17[万円]$$

この場合は17万円という答えになりましたが、資格や会社によりますのでご自身で計算してみると面白いかもしれません。

また得られるものはお金だけではなく、なによりも”知識”という誰にも奪われない財産が残ります。これが生み出してくれるお金・成果についてどれくらい比重を置くかは、皆様の考え方に委ねます。

(※注意:奥様に説得した際に関係がこじれた場合、当ブログ管理人は一切の責任も負いません)

時間の壁は「何事も疑う姿勢」で破壊せよ!

疑う姿勢”と言うと、

「何に対して疑えばよいのか?」

となるかと思いますが次のことを考えます。

この時間を勉強に充てられないか?
これを常に疑ってみてください。
例えば、
トイレにいる時間(大の時特に有効!)
歯磨きしている時間
寝転がってYouTubeを見ている時間
等です。これらはいわば、「隙間時間」です。これに対して疑いの目を向けてみてください。
私は何も、隙間時間をすべて勉強に充てろ!!とは言っていませんし、自分もそうはしていません。トイレや歯磨き中に参考書・本を読むくらいです。
大事なのは「疑う姿勢」です。
疑った結果、
「この時間は絶対に欠かせない!リラックスには重要!」
と考えるならばそれで良しかと思います。
この姿勢で生活を見つめなおした結果、「無駄な時間多かったなぁ」と感じることもあるでしょう。文句を言っても時間は生まれません。むしろ減ります。時間はどうにかこうにか生み出すものです。

孤独の壁は「SNS」で破壊せよ!

独学者にとって”孤独”はつらいものかと思います。私は変わった人間なので、あまり一人でいることに抵抗を感じませんが、普通、人間は”群れて行動する生き物”であり、それが動物として自然なことです。

孤独でいると危機があったとき(分からないとき)に誰も助けてくれない。これは本能が拒否するものでしょう。

しかし今の世の中、人とつながることができるのは”リアルな世界”だけではありません。”デジタルな世界”を活用すれば良いのです。

特に私が活用しているTwitterは非常にオススメです。同じく独学を頑張る方々が集まり、何気もない話から専門的な話まで盛んにおこなわれています。無理に会話に参加しなくても見るだけでもいいのです。

自分と同じように頑張っている人がたくさんいる
これだけでも、救われることがあると思います。(私も一人が得意とか言いながら何度もモチベーションをもらっています)
私のTwitterリンク↓を貼っておきますので、是非フォローしてみてください。(ここに及んで宣伝すみません笑)

これからの時代と”独学”について考える

コロナ禍で、変化の激しい時代での”独学”

コロナ禍になって人とのかかわりが減ってしまった中で、さらに一人で勉強するということは辛いこともあるかと思います。しかし、この状況下でも頑張って自己研磨に励む人は例外なく素晴らしい!と確信を持って言えます。

このコロナ禍で、ひたすら政府・国に対して文句をたれ、SNSでストレス発散し、何も学ばない・行動しない方も沢山見ています。

しかし、この記事に来てくださり、さらにここまで読んでくださっている方は、少なくとも「自分を変えよう!・何か行動しよう!」と意識されているのだと、私は勝手に思っています。不安に立ち向かっている方が素晴らしくないわけないです。

そして、コロナ禍以外にも世の中は大きく変わりつつあり、変化の速度も非常に早くなっています。

いつの時代も、大きな変革に耐え、生き延びる人・組織は、

 

”時代に合わせて”柔軟に変化できるスキル

を持っています。危機察知能力が高く、新陳代謝も早いのです。

私が特に大切だと思っているのは”時代に合わせて”の部分です。既に「独学のデメリット」でも述べましたが、方向を間違えると変化を遂げようが駆逐されてしまいます。

皆様が持っているその素晴らしいエネルギー!と、生み出した時間をより有効に独学に活用するために、客観的な視点をもつこと、そして、方向を間違えないことがこの時代で重要になってくると、私は思います。

終わりに

”独学できること”が最強のスキル

時代に合わせて柔軟に対応するためには、世の中に対してセンサー網を広げておかなければなりません。

どんな波が来ているのか。

どんな大きさなのか。

はたして自分に影響があるのか。

このセンサーの感度を高めるためには、頭を働かせなければなりません。

目の前の仕事・置かれている状況で必死に頑張りながら、”正しく”独学に励む。こうすることでどんな変化にも対応できる能力が身につくと考えています。

つまり、

”独学できること”が最強のスキル

 

なのです。

最後に、、、

不安に立ち向かい戦う素敵な皆様に幸が訪れますように!

オススメの書籍

最後に私の人生でもっとも感動したおすすめの書籍を紹介します。

この書籍の著者は私の大尊敬する森岡 毅さんです。数々の企業の業績をV字回復させたのち、自ら会社を立ち上げられています。最近は多くのメディアで見かけられます。そんな輝かしく、一見するととんとん拍子に見える森岡さんの”苦悩の時代”がここに記されています。

努力とはどういうものなのか。

これを教えてくれた書籍であり、なおかつ感動する素晴らしい書籍です。是非皆様にも読んで頂きたいです。

では。

電気系の情報発信をしています。