みなさんこんにちは。当サイト管理人NORIです。この度晴れて電験三種に合格したということで、私が使用した教材・参考書の紹介をしたいと思います。こんな斬新な記事今までなかったでしょ?(みんなやってる)
まず注意事項として、私の電験三種学習前の前提知識は、「電工一種合格レベル」ということです。職業も電気系ではないので、それ以上の知識は持っていませんでした。なので参考になる方多いと思います。
(※詳しい電気資格遍歴はこちらをご覧ください。自己紹介 ~Introduction~ – 機械の泉~電験三種機械科目特化~ (kikai-maschine.com))
電験三種初受験三科目合格までに使用した参考書・過去問
初受験結果の結果、三科目合格(理論・電力・法規)・機械一問落としでした。一発合格付近までたどり着いた教材は以下の通りです。
- U-CANの電験三種 テキスト&重要過去問
- 電気書院 電験三種過去問題集 10年間収録
- TAC 電験三種 法規の教科書&問題集
この三つがベースです。これを少ないと感じるか多いと感じるかは人それぞれかと思いますが、個人的には少ないほうだと思います。これで一発合格付近まで行けたのです。
では何故これだけで行けたのかというと、画像を見てもらえばわかるかと思います。
<メインに使用した参考書>
どうでしょうか。だいぶボロボロだと思います。
結論を言うと、「自分で調べた内容を紙に書き参考書に貼り付け、それを何周も読み込む。」これが大きかったと思います。どんな感じで書いたかというと、
って感じです。これを調べたものすべてにやりました。
「自分で調べる」という行為と「何度も読む」という行為は、記憶の定着に大きく貢献してくれます。
「面倒なことは、一番効率がいい」というのは、あながち間違いではないかもしれませんね。
ここで注意が必要なのが、参考書ばかりでは問題は解けるようにならないということですね。当然、問題を解けるようにするには、問題を解かないといけませんので過去問が必要になります。
過去問への取り組み方
過去問に取り組むときにやりがちなのが、「何度も周回しすぎて、答えを覚えてしまう」ということですね。これは非常に危険で、私が機械を落とした理由でもあると思います。
問題集を解く理由は、「答えを覚えること」ではなく、「論理的な思考・解法を身に着ける」ことです。
問題集をやりすぎると、問題文を読まなくなったり、思考をさぼってしまったりしてしまいます。これではそもそも「勉強」ではなくなってしまいますよね。
そして、私も含めて肝に銘じなければならないのは、「練習でやることは、本番でもやる。」ということです。練習で問題文を読まない人は、本番でも読みません。練習で計算ミスするひとは、本番でも計算ミスします。これは本当の話です。なぜならソースは私自身だから(´;ω;`)
問題文をしっかり読んで、頭に解放を思い浮かべて、一問一問丁寧に問題を解く。これが出来なきゃ効果が薄いのです。
当然試験本番は、すべて初見かつ時間制限付きですので、上述したような事が大切になってくるわけです。
一発合格出来なかった理由
初めに書いた通り、初受験にて機械のみ落としましたが、その理由を以下に挙げます。
- 豊富なコンテンツの活用不足。
- 慣れによる惰性運転。
これが大きな敗戦理由です。現在電験三種の教材(有料無料問わず)は非常に多くのものがあり、むしろ迷ってしまうぐらいにあります。これを活用しない手はないです。
私は「もっと動画での学習を取り入れたらよかった(´;ω;`)」と思っています。読んで、書いて、見て、聞いてというように、五感をフルに使った学習はガチのマジで有効です。
「一問に泣く」のは非常に悔しいことですので、活用できるものは、食わず嫌いしないで活用していきましょう。
次は「慣れ」に対する解決策ですが、次の2つの方法があると思います。
- 本番形式で解いたことのない過去問を問く。
- アウトプットする。
私の場合は2つ目の「アウトプット」が足りていませんでした。他人に説明できないことは、理解していないことと同じだと思っています。これは説明する相手がいなくても、他人に教えるようにブツブツつぶやいたりすることも有効です。口が詰まったところは、伸びしろです!
また過去問を解きすぎて慣れてしまって場合は、二種の過去問を解くことも時には有効でしょう。少しハードな刺激を与えることは、三種に戻ったときに新たな気づきを与えてくれるでしょう。ただし無茶は厳禁ですよ。
最後に
電験三種は、合格率の低い難しい試験だと言われていますが、ビビる必要は全くありません。高度な数学は必要ないので、普通に勉強して、継続さえできれば十分合格できる試験だと思っています。
私の失敗談を屍にして、ぜひとも合格を勝ち取ってください。
では✌